原材料の洗浄や抽出などの前処理に使われ、キャリーオーバー成分としてきましたマコモ発酵エキスが、この度化粧品の配合成分としての表示認可が下り、ジザニア製品に表示出来る事になりました。

マコモ発酵エキスは、刈り取った植物の真菰(マコモ)を太陽光で自然乾燥させて太陽エネルギーをたっぷりと吸収させ、特殊製法で発酵させると発生する微生物（マコモ耐熱菌）によって作り出されます。

ジザニア製品におけるマコモ発酵エキスの役割のひとつとして、種々の汚れを落とす洗浄効果の良さがあげられます。更に、一旦落とした汚れの再付着を防止したり、皮膚を守り保護する効果もあります。

又、腐敗を防止したり、浄化する力も高く、ジザニア製品が、パラベンなどの防腐剤を使用しなくて済むのも、マコモ発酵エキスのおかげなのです。

Ｚ・ＢＬＵＥは、台所用、洗濯用合成洗剤としての登録ですので、以前から表示してあります。

グルコサミンは、軟骨細胞を形成する基礎となる材料の一つで、人体はもちろんの事、カニやエビなどの甲殻類の外殻（カラ）を形成するキチンに存在し、人体内ではたんぱく質やヒアルロン酸の成分となり皮膚や爪、軟骨や靱帯、心臓弁などに存在しています。

グルコサミンも加齢と共に不足する成分で、５０歳以上になると不足が原因で関節と関節の間の軟骨がすり減り痛みが生ずる現象が、６０歳以上では８０％にも達すると云われています。

階段の昇り降りがつらい、膝に水が溜まるなどの膝の異常は、男性では重労働に従事していたり女性では肥満も原因の一つとされています。

グルコサミンは、うなぎやフカヒレ、干しエビ、しいたけ、山芋、おくらなどに比較的多く含まれていますがごく微量で、１日の摂取量としては１，５ｇが目安とされています。

ヒアルロン酸は、保湿成分として軟骨の様なクッション作用をする組織成分として重要であり、皮膚のうるおいや弾力を保つ事にも役だっています。

コラーゲンは、真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成するたんぱく質の一つで、人体の全たんぱく質の３０％を占めるほど多く、特に真皮のたんぱく質の７０％はコラーゲンで、たっぷりの水分を抱え込んで皮膚のハリを支えています。

そんな皮膚の大敵が紫外線で、真皮まで届く紫外線はコラーゲンやＤＮＡに直接ダメージを与える上に、多量の活性酸素を生み出し、コラーゲンを酸化させて細胞機能が低下し、正常なコラーゲンが減少してお肌の老化を引き起こします。

更に、年齢と共に体内でコラーゲンを作る機能が衰え、４０歳代になると１７，８歳の頃と比べ半分以下になってしまい、お肌の弾力や潤いが失われ、シミやシワといった老化現象が現れ、血管も弾力が無くなり硬くなりやすくなります。

関節においては、クッションの役目をする軟骨がすり減ったりこわばったりして、痛みが発生したり、骨と骨をつなぐ働きが減少して骨がもろくなってしまいます。

ゼリーの原料ゼラチンはコラーゲンで、食品としては昔から食されており、その働きから化粧品にも利用されています。