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真菰(Zizania latifolia、マコモ)は、沼や川、湖などの水辺に群生する イネ科マコモ属の多年草で、別名ハナガツミ(花勝美)と云います。東アジアや東南アジア、北米大陸に分布しており、日本では全国で見られます。
水辺の浅い水中の泥土に根を張り、3月頃にタケノコの様な若芽を出し、線形の葉が2〜3mもの長さまで伸びて秋になると50cm程の穂を出し、種子は古代では食用とされ、葉は薦(荒く織ったむしろ)として利用されてきました。
真菰に黒穂菌(くろぼきん)の一種が寄生すると、肥大した新芽マコモダケ(真菰筍)が出来ます。古くは万葉集にも詠われ、中国、ベトナム、タイ、ラオス、カンボジアなどのアジア各国で食用は勿論の事、薬用としても利用されています。
日本では、マコモダケから採取した黒穂菌の胞子をマコモズミと呼び、古くはお歯黒や眉墨、鎌倉塗りなどの漆器の顔料に用いられてきました。
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真菰と神事
真菰とは、北は北海道、南は沖縄までの日本全国の沼や川などの水辺に群生する、イネ科の大型多年草です。
稲作が渡来する以前から日本列島に広く自生している植物で、我々の祖先が活用し残した文化が今も伝えられており、日本全国の神社で敷物として使われる葉薦(はごも)は真菰で出来ており、出雲大社で6月1日に行われる涼殿際は「真菰の神事」と呼ばれています。
同じような真菰の神事は各地の神社でも行われており、宮崎県日南市の鵜戸神社では本殿を改修する際に、御霊を移す道筋に白布と真菰が敷かれ、その上を神官が御霊を捧げて進む神事が夜幕で囲った中でしめやかに行われるそうです。
又、出雲大社の本殿の注連縄は稲わらですが、瑞垣の内側の六社(摂社)は真菰の注連縄で、江戸時代の古文書にも記されており、伊勢のイネ文化に対する出雲のマコモ文化の名残とも云われています。
更に、奈良の春日大社では宮司が寝所で休む布団の下に、真菰の薦を敷くならわしが今も行われているそうです。
ー 菌食の民族誌 中村重正著よりー
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