七夕の頃
この季節になると、今は余り見られなくなった各家の軒先に立てられるきらびやかな七夕飾りを思い出します。
私の母親の家では、祖父が庭の朝露を大きな薯の葉っぱに包んで持ち帰り、その朝露で子供達に墨を磨らせ短冊に願い事を書かせたそうです。こんな何とも奥ゆかしい行事が、だんだん廃れていくのが残念な気が致します。
梅雨のこの時期から、九州地方を始めとする太平洋岸では集中豪雨による被害が相次ぎ、今年も口蹄疫で打撃を受けた宮崎県で土砂崩れによる不幸が相次いでいます。
災害に遭われた皆様に哀悼の意を捧げますと共に、くれぐれも災害には皆様ご注意下さいます様、心よりお祈り申し上げております。
有限会社ジザニア東京
高橋美恵